「シュウエール」で考える接し方のポイント

発達障害のお子さんと接していくにあたってポイントは6つあると考えています。

スモールステップで成功体験を重ねていくこと
→一つの課題を出来るだけ細かいステップに分け、一回の目標達成レベルを低くします。そのステップを一つ一つ達成しながら成功体験を重ねていくとそれがお子さんの自信となり大きな課題達成につながると考えます。

誉め言葉を効果的に使うこと
→与えられた課題をクリアできた際にはどんなに些細なことでもこまめに褒めることが大切なことと思います。子供にとって誉め言葉は何よりのご褒美だと思うからです。

出来ない課題には手助けをすること
→与えられた課題が難しい時には、言うべき言葉をさりげなく口に出してあげたり,お子さんの背後から苦手な動作の補助ををするなどの手助けをしてあげることが大切と考えます。

繰り返して行動や記憶を定着させること
→発達障害を抱えるお子さんは時に多くの繰り返しが必要な場合があります。効果的なくり返しで学習効果を高めていきます。

必ず成功体験で終わりにすること
→できないこを叱られたつらい記憶のままで終わりになると、やる気をなくしたり関係性の悪化につながります。最後は褒められた楽しい記憶で終了できるように課題の与え方や言葉のかけ方を工夫します。

課題を設定し記録すること
→取り組むべき課題を決め、それに沿って集中的に関わっていきます。また、課題の進捗状況、その時のこどもの様子など簡単でもいいので記録に残していきます。過去の記録を振り返ることで子供の成長を感じたり新たな指導ポイントが見えてくることもあると考えるからです。

シュウエールでは親御さんと協力をして、お子様の笑顔・そして成功体験につながる支援を行っていきたいと思っています。
出来ないことに目を向けるのでなく、

「出来るところを見つけて伸ばしていく」これがシュウエールの理念です。

 

 

 

 

 

塾を長年運営、経験者多数のためしっかりとした学習支援が受けられます

「学習支援」に関しては、、一人の指導員に対して、一人のお子さん、又は二人のお子さんを個別に対応できます。毎日少しずつスモールステップで進め、少しでも出来るようになった事をほめて自信につなげてあげる事が大切であると考えています。

まずは、今日学校で習った事の理解はどうなのか、基本でつまずいているとしたらどの時点からなのか、前の学年との関連があれば、そこに戻ってあげる等の工夫を行います。そして次に、学校の授業が聞き取りやすくしてあげるための予習(先取り学習)も行っておく事が大切な事かと思います。応用問題(文章題)に関しては、お子さんの学習意欲に合わせて行います。単元が変わると、習得しておくべき事が変わりますので、常に、学校の進度に気を配った指導を心掛けます。算数(数学)、国語、英語の内容が多くなると思いますが、小5以上のお子さんで、要望に合わせて理科、社会の対応もいたします。

また、お子さん方が学習に飽きないように、楽しい学習ソフトも用意しています。この学習ソフトで学習しているときも、指導員がついて、説明を加えますので、わからないまま進むことはありません。毎回、とても楽しみにしてもらえると思っています。

 

この学習ソフトは、小1から小6の算数、国語、の他に英語、理科、社会、体育、家庭科、音楽など全教科がそろっています

学習面で、自信を持たせてあげる事は、お子さんの「自己肯定感」を高める大切な要素であると思います。「シュウエール」では、今までの学習塾でのノウハウを生かしながら、一人ひとりに合った教材を用いて指導いたします。もちろん、学校の宿題も教材として活用しながら、学習を進めます。小さなステップで、繰り返し学習することで、お子さんの学習に対する自信につなげていきたいと思っています。

 

効果的なSSTプログラム

シュウエールでは学習支援と共にコミュニケーションのトレーニングとしてSSTプログラムを行っております。

 

SSTとは「ソーシャルスキルトレーニング」のことを指し、集団生活・人間関係構築をするにあたって必要とされるソーシャルスキルの訓練のことを言います。
具体的には集団行動にうまく参加をしたり、友人や周りの人と円滑にコミュニケーションをとったり、友人関係を維持するなどのことが挙げられます。

発達障害の子は気持ちのコントロールであったり、自己表現であったり、他者への配慮という点では年齢相応のスキルを身につけることが難しく、学校や集団の中でうまく自己発揮ができないということが多くあります。

まず初めにお子様の特性を見極め、それぞれの子が持つ苦手なスキル・得意なスキルを見極めたうえでSSTプログラムを通してソーシャルスキルの基本を学び、小さな成功体験を積み重ねていくことで自己効力感(「出来そうだ」という気持ち)を持っていただくことを第一目標としてこのプログラムを実践しております。

方法として言葉や絵カードを用いて行う教示、手本を支援員が示しそれを見せることにより学びを得るモデリング、場面設定をして行うロールプレイ、行動を振り返り褒めたり修正を行うフィードバック等の方法を用いてそれぞれのお子様がより効果的にソーシャルスキルを身につくことが出来るプログラムをご用意しております。

SSTを通して他者の視点や気持ちを一緒に考えることにより、人間関係というものを作れるようにすることがシュウエールの目指すソーシャルスキルの構築です。